陶芸築窯日記
灯油窯
ホームページ移転のお知らせ
■灯油窯~発掘

2009年6月13日(土)
数日前にある一本の電話がありました。
地域に密着したプロパンガス屋さんの営業の方からです。
以前、この地、伊豆高原のすいらん荘別荘地区に
振興のプロパンガス屋さんが進出してきた際
水際で食い止めようと、うちにモーションかけて下さり。
こちらも納得できる内容でしたので熱意に答える形で数ヶ年契約を結びました。
その方から、「ご近所で陶芸の窯をもてあましてる方がいらっしゃいまして」
とのお話を頂き、とにもかくにもまずは見てみようという事で行ってきました。
なんでも、お爺ちゃんが数年前に亡くなってからそのまま放置。
独り暮らしも5年目になるお婆ちゃんが誰か貰ってくれないかと常々探していたとの事。
窯を検分してみると・・・
趣味でやっていたらしく、セオリーを無視した改造が施されており
正直言ってボロボロの状態でした。
よく言う、「直すより買い換えた方が早いね」状態です。
でも、少し想像を働かすと見えてくる事があります。
所有者はお爺ちゃんだったとの事、インターネットで少し調べれば分かるようなことでも
お年寄りがインターネットから覚え何することなぞ無理に等しいでしょう。
自分独り、試行錯誤して目一杯楽しんだ証が目の前にあるのだと理解しました。
少しでも故障すると業者さんを当てにして
自分が普段使う機器や道具を理解しようともしない。
お金を払えば何とかなるご時世、あまりにも当たり前になりすぎてる価値観。
そんな姿勢でいるよりも、もっと楽しいことがあるぞと。
お爺ちゃんの後姿が見えた気がします。
そう思うと、このボロボロの窯を何とかしてやろうという気が出てきます。
お婆ちゃん安心してください。
お爺ちゃんの窯、生きていた証、受け継ごうと思います。
ガス屋さんの見事なカップリングに「営業を行う者の知恵」を垣間見ました。
地域に密着しているからこそ出来る事ですよね。拍手です。
ありがとうございました。
伊豆近辺で不要になった陶芸機器を抱えてる方いらっしゃいましたら気軽に連絡ください。
一見して使えなさそうなものでも引き取ります。
■埋もれた灯油窯

■回る事を忘れた電動ろくろ

記事が面白かったらクリックお願いします→
関連記事
- 再度 窯の構造の見直し
- 窯前面にロストルを儲け、灰被り室を設け一の間を設けます。 二の間、三の間まではありません。穴窯の一番美味しいところだけを抽出し、ロータリーバーナーと薪を併用した焼成を可能にします。一の間を過ぎた炎は壁にぶつかりアーチにそって上昇、そこは耐火断熱レンガで築いた焼成室。
- セリ受け アーチ基部まで完成
- ■8月21日(金) 2009年8月21日(金) スピード命でここまで作業してきま...
- レンガ積み開始
- 作業中、ほけきょ庵に遊びに来てくれた方々が見学に来るのですが、「ヒミツ基地みたいでカッコイイ」と喜ぶ子供。「DASH村みたいですね」とおっしゃるお姉さんもいらっしゃいます。ほけきょ庵に遊びにきたら窯作りも見学してみてください。
- 乾燥
- これからレンガを積んでゆく前に窯床を乾燥させました。ずれ込んだ梅雨と、ここ最近の大雨で随分と湿気を含んだであろうからです。
- レンガ アーチ構造
- 2x4でレンガ6丁重ねた高さのテーブルを作りコンパネボードをジグソーで切り取ってアーチを作り。アーチ構造を実現する為のセリ枠 クシ形を作りました。
ホームページ移転のお知らせ
ほけきょ庵のお勧めを全部見る


